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Text File  |  1994-07-24  |  5KB  |  126 lines

  1. 【 バージョンアップ履歴 】
  2.  
  3. (v2.55以前の履歴は省略します)
  4.  
  5. ○v3.08 → as.x L2E16 for GCC2    (1994/07/24)
  6.   ・ctor/dtor 処理を追加した。
  7.   ・絶対アドレッシングの最適化機能と抑止オプション-0 を追加した。
  8.  
  9.  
  10. ○v3.07 → v3.08    (1994/07/18)
  11.   ・行頭の'#'をコメントとして扱うようにした。
  12.   ・68030/68851用MMUレジスタCRP/SRP/DRPのため,データサイズ.q(Quad)を追
  13.    加した。
  14.   ・68000/68010で,(d,An)のディスプレースメントが$8000~$ffffである場合
  15.    をエラーにしていたが,ワーニングとして扱うようにした。
  16.   ・前方参照値オペランドを持つlink命令に対する最適化を行うようにした。
  17.   ・以下のバグを修正した。
  18.     * fnop命令のコードが正常に出力されない。
  19.     * fnop命令の後にコメントを付けるとエラーになる。
  20.     * オペランドのないtrap<cc>/ftrap<cc>/ptrap<cc>命令の後にコメントを
  21.     付けるとエラーになる。
  22.     * link命令のオペランドに前方参照値や外部参照値を使用すると,異常な
  23.     コードを出力する。
  24.     * 浮動小数点実数オペランドを使用すると,その後の命令のアセンブルで
  25.     バスエラーが出ることがある。
  26.  
  27.  
  28. ○v3.06 → v3.07    (1994/06/26)
  29.   ・シンボルの2文字目以降に'$'を使用できるようにした。
  30.   ・以下のバグを修正した。
  31.     * 整数オペランドの式中で,括弧の中で浮動小数点実数値を使用すると
  32.     expression errorになる。
  33.     * OPCや-bスイッチによってPC間接から絶対ロングへの変換が行われると,
  34.     ディスプレースメント付きアドレスレジスタ間接の命令コードが正常に出
  35.     力されなかったり,dbra命令で32bitオフセットを出力してしまったりす
  36.     ることがある。
  37.     * .cpu 68000/68010以外で“cmpi #xx,#xx”がエラーにならない。
  38.  
  39.  
  40. ○v3.05 → v3.06    (1994/05/29)
  41.   ・以下のバグを修正した。
  42.     * 最適化を行わない場合(-nスイッチ)に,前方参照値を使用した外部定
  43.     義シンボルと前方参照値を使用しない外部定義シンボルの両方を定義する
  44.     と,不正なオブジェクトファイルを出力することがある。
  45.     * アドレスシンボルを含む式の演算を行うと,最適化の際に誤った中間結
  46.     果を出してしまい,このことによって不正な最適化を行ってしまうことが
  47.     ある。
  48.  
  49.  
  50. ○v3.04 → v3.05    (1994/04/13)
  51.   ・jbra/jbsr/jb<cc>に,絶対ロング以外のアドレッシングが使用できるように
  52.    した(常にjmp/jsrとして扱う)。
  53.   ・以下のバグを修正した。
  54.     * マクロ名に全角文字を使用したマクロの展開ができない。
  55.     * 68000/68010で,(d,An)のディスプレースメントが前方参照値かつその
  56.     値が0の場合に,ディスプレースメントのサプレスが行われない。
  57.  
  58.  
  59. ○v3.03 → v3.04    (1994/03/11)
  60.   ・以下のバグを修正した。
  61.     * 次の命令へのブランチが削除されると暴走することがある。
  62.  
  63.  
  64. ○v3.02 → v3.03    (1994/03/06)
  65.   ・アドレッシングでのレジスタサプレス指定に,ZD0~ZD7/ZA0~ZA7という表
  66.    現を使用できるようにした。
  67.   ・(疑似)命令jbra/jbsr/jb<cc>を追加した。
  68.   ・疑似レジスタOPC(optional PC)を追加した。
  69.   ・32bitディスプレースメントのPC間接を絶対ロングアドレッシングに変換す
  70.    るスイッチ-bを追加した。
  71.   ・以下のバグを修正した。
  72.     * .ln疑似命令がひとつもないソースからシンボリックデバッグ情報を出力
  73.     すると,異常なデバッグ情報を出力してしまう。
  74.     * .cpu 68000/68010の場合に,ワードに収まらない範囲のブランチを行っ
  75.     てもエラーにならない。
  76.     * コマンドラインに“-m68000 -e”の順にスイッチを指定すると,68000
  77.     モードでも32bitのディスプレースメントを出力することがある。
  78.     * 二重間接の'['を']'以外で閉じてもエラーにならないことがある。
  79.     * '$'がこれからコードを出力するロケーションカウンタを指さないこと
  80.     がある。
  81.     * コード出力中にエラーが発生すると,以後のロケーションカウンタとラ
  82.     ベルの定義値がずれることがある。
  83.  
  84.  
  85. ○v3.01 → v3.02    (1994/02/24)
  86.   ・以下のバグを修正した。
  87.     * 32KB以上後方へのブランチを行い,それを最適化するとillegal
  88.     relativeになる。
  89.     * ローカルシンボル定義の際に,シンボルの最後にコロンを入れないと,
  90.     2度目以降の定義がredifinition errorになる。
  91.  
  92.  
  93. ○v3.00 → v3.01    (1994/02/20)
  94.   ・以下のバグを修正した。
  95.     * 次の命令へのbsrを最適化するとillegal relativeになる。
  96.     * X68000で-pスイッチを使用するとアドレスエラーが出ることがある。
  97.  
  98.  
  99. ○v2.55 → v3.00    (1994/02/17)
  100.   ・ソース全体の見直しと大幅な書き直しを行った。
  101.   ・68020/68030/68040/68881(2)/68851の命令のサポート。
  102.   ・浮動小数点実数のサポート。.dc/.dcb/.ds各疑似命令を浮動小数点実数に対
  103.    応させ、新たに.fequ/.fset疑似命令を追加した。
  104.   ・-sスイッチでシンボルに負数が定義できるようにした。
  105.   ・シンボル数の制限をなくし、-mスイッチを廃止した。それに伴い、エラーメ
  106.    ッセージ“too many symbols”を“too many external symbols”に変更し
  107.    た。
  108.   ・インデックスレジスタのサイズ指定が省略された場合にワーニング“index
  109.    size not specified”を出力するようにした。
  110.   ・16,8,2進数に0x,0o,0bという表記ができるようにした。
  111.   ・ローカルシンボルを拡張し、'1:'~'9:'の9種類のシンボルを追加した。
  112.   ・現在のロケーションカウンタを表すシンボルに'$'を追加した。
  113.   ・相対セクション疑似命令、HAS拡張仕様を常に使用できるようにし、-r,-zス
  114.    イッチを廃止した。また、拡張仕様ワーニングを出力しないようにした。
  115.   ・次の命令へのブランチの削除、0(An)を(An)に変換するなど、より小さなコ
  116.    ードを出力できるような変更を加えた。従来の最適化との互換のために-cス
  117.    イッチを追加した。
  118.   ・リスティングの出力先に標準出力が指定されたときに、エラーメッセージな
  119.    どが二重に表示されないようにした。
  120.   ・アドレス境界指定のため、.align/.quad疑似命令を追加した。
  121.   ・浮動小数点コプロセッサのID指定のため、.fpid疑似命令を追加した。
  122.   ・外部参照のオフセットをすべて32bitにする-eスイッチを追加した。
  123.   ・コマンドライン上でCPU指定を行う-mスイッチを追加した。
  124.   ・SCD.Xによるソースコードデバッグができるように、オブジェクトにソース
  125.    の行番号情報を出力する機能を追加し、-gスイッチを追加した。
  126.